保育園に入園して3週間近くが経過しました。
現在は月・水・金曜日が保育園,火曜日が療育,木・土曜日がデイサービス,というスケジュールで動いています。毎日同じところだと飽きてぐずってしまうので散けさせることにしました。
保育園に入園することになった経緯などはこれまでの記事(タグ:保育園)をご覧頂くとして,ひとまず生活のパターンはある程度落ち着いてきた印象です。いろいろと心配していましたが,何とかやっていけそうな手応えは感じられます。
ただ入園直後からいろいろと問題もあり,大誤算だったのが園長先生が変わってしまったことです。入園前の説明会や面談などで対応してくれた園長先生はとても熱血漢という感じの方で,障害をもつ子こそ手厚くケアしなければならない,という考えの方でこちらもかなりの信頼感を寄せていました。睡眠障害である旨を伝えた際も「お昼寝ができないときは事務室など別室で遊んでてもらうので大丈夫ですよ」と仰っていましたし,障害について理解のある方でした。
ところがいざ入学してみると園長先生が違います。熱血漢の先生は新設された園へ移ってしまったそうです。それだけ期待されているということなのでしょうか。そして残念なことに新しい園長は「障害児は歓迎していない」という考え方のようでした。はっきりと「普通の子ならよかったんですけどねぇ」と言われてしまいました。ただ他の先生方の中には説明会や面談,あるいは一時保育の際に対応してくれた人もおり,事情を理解しているので入園式の際にはわざわざ私のところに来て「大丈夫ですから安心してください」と声を掛けてくださいました。
新しい園長にはさっそく個別に呼び出されていろいろと注意されてしまいました。転園してしまった熱血漢の先生は大丈夫だと言ってくださっていたのですが,新しい園長は登園時に寝ているのは困るとかお昼寝できないのは困るということで,登園時に眠ってしまった場合は引き受けない,お昼寝ができなかったときは呼び出される(帰される),ということになってしまいました。また,登園時に下駄箱のところでぐずっていたらすぐに飛んできて注意されてしまいました。健常な子も親と離れたくないなどの理由から泣いてたりするんですが,息子だけ注意されるのはよほど障害児が来てしまったのが嫌なんでしょうねぇ。
入園してすぐにそういったタイプの園長だということが分かったので,できるだけ園長には関わらないことが肝要だと思いました。嫌だと思っても普通の大人なら(ましてや園をまとめる立場の園長が)そこまではっきりと表には出さないと思いますが,こういう人でも園長になれるんだなぁ,と少し驚きました。因みに保育園の案内には医療的措置が必要な場合(例えば心臓が弱いなどで医師の常駐が求められるなど)を除き障害児も受け入れる旨記載があります。幸い先述した通り他の先生は息子のことを可愛がってくださっているようなので,送り迎えを乗り切れば(お昼寝の問題はありますが)ある程度は上手くやっていけそうです。園長が直接息子に口出しするなんてことはないでしょうし。
今のところお昼寝ができて予定の18時まで過ごせたのは2回ですが,家でもできる限り同じ時間帯にお昼寝するなどして,生活のリズムを整えられるようにしていきたいです。
息子は人がたくさんいるところや慣れない場所が苦手なようで,入園式のときはパニックになって大変でした。園児の数はデイサービスよりもはるかに多いですが,今は入園式のように保護者がたくさんいるわけではないですし,徐々に慣れてきているようには感じています。
卒園まで息子が楽しく過ごせるよう願っています。