※この記事にいう「療育」とは区や市などの自治体が運営する療育サービスを指します。
「療育はイヤ!」でも書いた通り,今年度は基本的にお休みという方向で決まりました。
因みに「療育へ通うことになった経緯」で書いた合わない先生と「療育はイヤ!」で書いた決定的に合わない担任の先生は,同じ人です。昨年度は先生のうちの1人でしかなかったので,意識的に避けていればやり過ごせたのですが,今年度になって担任になってしまったという状況です。
実は昨年度にあまりギャーギャーと息子に言わないで欲しい旨伝えて一時期はおさまっていたのですが,今はメインの先生となってしまったのでそれも難しくなってしまいました。
例えば,療育へ行き始めた1歳半の時点からそうだったのですが,お弁当を食べるときに,息子がゆで卵を食べようとしたところ,「それじゃない!次はこっち!」といわゆる三角食べなんでしょうか,あれこれと指示を出してきて食べさせないようにするんですね。当然ですが,終いには息子は怒ってしまいます。
三角食べなんて,仮に教えるにしてもある程度食事に対する姿勢も落ち着いてくる小学校中学年くらいでも問題ないはずです。あくまで個人的な見解としては,三角食べそのものを教える必要もないと思いますが。因みに,三角食べについてはデメリットも指摘されており,今ではかなり廃れた印象です。自分が小さい頃(1970年代後半~1980年代前半)ですら習った記憶はないですね。
いずれにしても1~3歳なんてまだそれ以前の話で,こぼさないように食べるとか,スプーンを上手に使うとか,箸を持てるようにするとか,まだその段階なんですよね。しかも自閉症や知的障害で通常よりも指示が通り難い,あるいは通らない子が中心の療育の現場です。
その先生は教えようとする相手に教える内容が合っていない,あるいは教える相手のことをあまり考えていない,という印象を受けました。いろいろな先生がいるものです。
因みに,息子は基本的に同じ物を連続で食べるタイプです。白いご飯なら白いご飯,ハンバーグならハンバーグ,味噌汁なら味噌汁と連続して食べます。もちろん多少は行ったり来たりしますが,その傾向が強いです。
ところで,これまでの記事で息子は「切り替えが苦手」と書いていますが,まったくできないわけではなくて,ある程度満足すれば素直に切り替えできるんですよね。
だいたいの場合,もうほんの2~3分そのまま遊ばせるなどすれば,わりと満足して切り替えてくれます。ですので,ぐずったときは少し延長して,最後は最近お気に入りのサンダーバードの発射の合図,あの少し低い声の「5, 4, 3, 2, 1」で締めるようにしています。