チャレンジタッチとスマイルゼミを受講中なので比較してみました!

チャレンジタッチとスマイルゼミ

進研ゼミ 小学講座のチャレンジタッチ」の他に,新たに「スマイルゼミ」というタブレットによる通信教育を受講することになりましたので,簡単に比較・紹介しておきます。

写真:チャレンジタッチとスマイルゼミ
チャレンジタッチ(左)とスマイルゼミ(右)

チャレンジタッチとスマイルゼミの概要

簡単に運営している会社の情報をまとめておきます。どちらもノウハウも体力もある会社なので心配はないと思います。

チャレンジタッチ

チャレンジタッチは,ベネッセコーポレーションが運営する通信教育サービスです。ベネッセコーポレーションは「進研ゼミ」をメイン事業としており,その中の「進研ゼミ 小学講座」のタブレットPCによるコースが「チャレンジタッチ」で,従来の紙による教材と選択できるようになっています。2014年に開講したそうです。

さすがにこのウェブログをご覧の方で進研ゼミを知らない方はいないと思いますが,通信教育の分野ではもっとも有名で実績のある会社でしょうか。1969年に「高校講座」,1972年に「中学講座」,1980年に「小学講座」が開講しています。1995年に現在のベネッセコーポレーションの社名に変更していますが,それまでは福武書店という社名でした。本社は確か岡山だったと思いますが,かつて九段下に福武書店のオフィスがあり,仕事で何度か出入りしたことがありました。今ではあちこちに立派な自社ビルを持っています。

スマイルゼミ

スマイルゼミは,ジャストシステムが運営する通信教育サービスで,2012年に開講しました。タブレットPCを使った通信教育システムの先駆けです。ジャストシステムはATOKや一太郎などのパソコン用ソフトウェアを開発している会社で,2001年頃から教育事業に参入して関連するソフトウェアなどの開発を行なっていたようで,そのノウハウを活かし,いち早くタブレットPCによる通信教育事業を展開しました。

チャレンジタッチとスマイルゼミの講座の種類(学年)

チャレンジタッチ

「チャレンジタッチ」という名称で展開されているのは,「進研ゼミ 小学講座」のようですが,「進研ゼミ 中学講座」でもタブレットコースを選択することができます。また,「進研ゼミ 高校講座」には今のところタブレットコースはありませんが,復習予習などにスマートフォンやタブレットPCで使えるアプリが用意されているようです。

スマイルゼミ

スマイルゼミ」には,今のところ幼児・小学生・中学生の3コースがあります。

チャレンジタッチとスマイルゼミの無料お試し

本記事投稿時点(2019年6月)では以下の内容となっています。時期によって内容が変わる可能性もありますので,必ず事前に公式サイトでご確認ください(チャレンジタッチ公式スマイルゼミ公式)。

チャレンジタッチ

4月号は無料お試しがあったようですが,その他の期間ではありません。

但し,2019年夏のキャンペーンとして8・9月号のみの受講でタブレットを返却すればタブレット代金9,720円が無料となります(受講料は2か月分は必要です)。

画像:チャレンジタッチ 2019年8・9月号 タブレット代金無料
引用元:チャレンジタッチ公式サイト

スマイルゼミ

約2週間の無料お試し期間があります。

画像:スマイルゼミ 無料お試し
引用元:スマイルゼミ公式サイト

因みに,私の場合は5月25日に入会手続きし,翌日にタブレット一式が到着,6月9日までのお試し期間でした(発送時に電子メールで連絡が来ます)。

※全額返金保証について
2019年06月09日までにフリーコール(0120-XXX-XXX)に退会の旨をご連絡のうえ、タブレットおよび付属品一式(送付時の箱含む)を送料お客様ご負担にて弊社までご返送していただく必要があります。
このため、2019年06月09日までは送付時の箱および付属品一式を破棄しないようお願いいたします。

チャレンジタッチとスマイルゼミの仕様比較

チャレンジタッチとスマイルゼミの基本的な仕様についてまとめます。なお,記載している情報は本記事投稿時(2019年6月)のもので,主に小学生コースを対象としています。最新情報についてはそれぞれの公式サイトでご確認ください(チャレンジタッチ公式スマイルゼミ公式)。

受講形態

チャレンジタッチ

チャレンジタッチのコースを選択しても「チャレンジタッチ+紙の教材+付録」という受講形態となります。メインはタブレットですが,必要に応じて紙の教材や付録が届きます。また後述する提出課題は紙となります。

【追記】
夏休みの教材として「ワクワクたいけん!こおりのかがくじっけんセット」が届きました。息子は本当に喜んで実験していましたので,こういった教材も欲しいという場合はチャレンジタッチがオススメです。

スマイルゼミ

タブレットオンリーとなります。紙の教材や付録が届くのがわずらわしい場合はスマイルゼミが良いですね。

受講料(会費)

受講料はどちらも大差ありません。月ごとの支払いであれば,2019年6月の受講料はチャレンジタッチが3,613円~,スマイルゼミが3,600円~となっています。半年や1年の一括払いで割引もあります。途中解約することもないと思いますので,私はどちらも1年の一括払いにしました。なお,入会金はどちらもありません。

受講期限

受講期限には大きな違いがあります。チャレンジタッチは前年まで,スマイルゼミは期限なしです。つまり,チャレンジタッチは3年生になると1年生の講座が利用できなくなります。

もっとも通常であれば,3年生になって1年生の復習をするということはほとんどないと思いますので特段不便ではないのかもしれません。一方,知的障害や学習障害(LD)の場合,過去に遡って復習する機会という可能性もゼロではありませんので,期限なく過去の講座が利用できることは,個人的にはスマイルゼミ最大の利点だと考えています。また,人によっては弟や妹のお下がりとする場合もあるようですね。

タブレットPC本体の費用

タブレットPC本体の費用は両者で大きく違いがあります。スマイルゼミのほうが費用負担が大きくなります。

チャレンジタッチ

6か月以上継続受講であれば無料(0円)です。受講6か月未満での退会または学習スタイル変更の場合9,720円となります。

スマイルゼミ

1年間の継続受講で9,980円です。受講6か月未満での退会は29,820円(税抜),6か月以上12か月未満で退会の場合は6,980円(税抜)となります。

タブレットPCサポートの費用

タブレットPC本体と同様にスマイルゼミのほうが費用負担が大きくなります。子どもが使うことを考えると入っておいたほうが無難だと思います。

チャレンジタッチ

1年間1,700円(税抜)のサポート費用にて,3,000円(税抜)で新しいタブレットPCと交換することができます。なお,サポートの契約がない場合は18,000円(税抜)での交換となります。

スマイルゼミ

1年間3,600円(税抜)のサポート費用にて,6,000円(税抜)で新しいタブレットPCと交換することができます。なお,サポートの契約がない場合は39,800円(税抜)での交換となります。

受講できる科目(小学生)

小学1年生であれば「国語」「算数」「英語」となります。どちらも教科書準拠なので大きな違いはありませんね。その他に英検や漢検の対策講座があります。大きく異なるのは「プログラミング」で,チャレンジタッチ3年生からとなりますが,スマイルゼミは1年生から配信されます。もっともチャレンジタッチでも1~2年生ではプログラミングを体験できる講座が配信されるようです。

提出課題

チャレンジタッチ

いわゆる「赤ペン先生」の提出課題があり(年3回),チャレンジタッチでも紙で提出します。但し,提出した紙の返却はなく,タブレット上でデータとして返却されます。保護者の画面からもスキャンされた画像を閲覧することができます。

画像:赤ペン先生の提出課題
採点・返却された提出課題(画像データ)

スマイルゼミ

今のところスマイルゼミには提出課題がありません。

解説の内容

チャレンジタッチ

「コラショ」というオリジナルキャラクタが進行します。問題文を読み上げたり解説アニメーションも多く,音声やヴィジュアルで分かりやすく解説するという点では一日の長があるように感じました。

スマイルゼミ

問題文の読み上げやアニメーションもありますが,必要最小限という感じがします。もちろん解説そのものの手を抜いているわけではありませんので,ごちゃごちゃしていないシンプルなものが好みの場合はスマイルゼミが良いかもしれません。

カバーの仕様

見た目はスマイルゼミのほうが大人っぽく高級感がある印象です。スマイルゼミは手帳タイプのデザインで,色はネイビー(内側は淡い水色)やブラウン(内側は淡いピンク)といったシックなものとなります。一方,チャレンジタッチはブルーやピンクと定番の色です。

写真:チャレンジタッチのタブレットカバー
チャレンジタッチのタブレットカバー

写真:スマイルゼミのタブレットカバー
スマイルゼミのタブレットカバー

いわゆるチルトアップはどちらも可能ですが,スマイルゼミのカバーでは以下の画像のように立てて置くことはできないと思います。

写真:チャレンジタッチ 立てて使用する
チャレンジタッチはこの角度で置くことができます。
引用元:チャレンジタッチ公式サイト

タッチペン(スタイラス)の仕様

握った感触や操作性なんかは個人の好みによると思いますが,大きな特徴としてスマイルゼミは手をついたまま書くことができます。スマイルゼミのタッチペンは当初よりもかなり改良されているようで,現行のものは認識も良いです。

画像:スマイルゼミ タッチペン
引用元:スマイルゼミ公式サイト

チャレンジタッチもスマイルゼミも液晶保護フィルムを活用することで,紙に書くような感触を得ることができます。私の管理しているスマイルゼミでは液晶保護フィルムを使用しています。紙のような書き心地を得る特殊処理とブルーライトカットのものを選びました。さらさらとしてなかなか良いと思います。なお,液晶保護フィルムを購入する場合は,お手元のタブレットのバージョンを必ず確認してください(チャレンジパッド2・スマイルタブレット3など)。

勉強のご褒美

勉強をこなしてポイント(チャレンジタッチ)やスター(スマイルゼミ)を獲得し,それを消費してご褒美と交換できるというシステムは同じですが,内容が大きく異なります。

チャレンジタッチ

チャレンジタッチのポイントは実際の商品と交換できます。例えば,16ポイントならペンや消しゴムなどと交換できますし,最高の240ポイントであればボストンバッグやサッカーボールなどと交換できます。因みに,息子は現状で16ポイント保有していました。

スマイルゼミ

スマイルゼミのスターはスターアプリのプレイ時間として使ったり,アバターとの交換となり,完全にデータとして消費されます

スターアプリはいわゆるミニゲーム集で,標準で23種類用意されていました。きちんと開発されているものばかりで,息子はボウリング(つくえでボウリング)やボタンを押すパズルゲーム(セカマワ)なんかを好んでプレイしています。1スターで3分遊べます。アプリの利用時間は0~60分まで10分単位で設定できるのですが,10分だと少なく,20分だと多い気がするので,個人的には15分を設定したいところです。あるいはスターの重みを1スター1分に設定できると良かったですね。また,伝記などの漫画も配信されていて,こちらもアプリと同様にスターを消費して時間で読むことができます。

アバターは毎月限定のものがあり,スター数に応じていろいろ交換できます。息子は5スターでアゲハチョウのペットを交換しました。7月・8月になったらカブトムシなどもリリースされるかもしれませんね。

保護者向けの管理画面

どちらも学習情報を把握するためのサイトが用意されています。チャレンジタッチは「おうえんネット」,スマイルゼミは「みまもるネット」という名称です。日別にどのような学習をしたか,あるいは各科目の学習状況などの統計情報を閲覧できます。今はまだ一緒に学習するスタイルですが,自分一人でできるようになった場合に役立つ情報ですね。

画像:チャレンジタッチ「おうえんネット」・スマイルゼミ「みまもるネット」
日別の学習内容(上「おうえんネット」・下「みまもるネット」)

よく使う日別の表示については,単元も確認できて表示領域もコンパクトなスマイルゼミのほうが見やすいですね。

チャレンジタッチ・スマイルゼミどちらがいいのか?

結論から言えば,取り扱う学習内容は教科書に準拠したもので大きな差はないですので,どちらを選択しても問題ないということでしょうか。あとは上述したようなそれぞれの違いをどのように捉えるかという好みの問題だと思います。一例を挙げると以下のような感じでしょうか。

  • タブレット関連の費用をおさえたい → チャレンジタッチ
  • 紙や付録でも勉強したい → チャレンジタッチ
  • タブレットオンリーで完結させたい → スマイルゼミ
  • 学習期限がないほうがよい → スマイルゼミ

興味のある方は以下のバナーから資料請求してみてください。

ベネッセ 進研ゼミ 小学講座 資料請求プロモーション スマイルゼミ

因みに,スマイルゼミは資料の他に新幹線(ドクターイエロー)などのペーパークラフトが同梱されていました。チャレンジタッチはこどもちゃれんじからの継続で利用しているので資料請求はしませんでした。

別の教材を同時に利用することのメリット・デメリット

今回は期せずしてチャレンジタッチとスマイルゼミの両方を受講することになりましたが,異なる教材を同時に利用するメリットやデメリットはどのようなものでしょうか。

メリット
同じ単元をさまざまな角度から勉強することで,記憶に残りやすくなったり,理解しやすくなる可能性がある。
デメリット
学習システムや解説のアプローチが違うことで混乱する可能性がある。

どちらも教科書準拠の内容ですし,実際のところ解説内容にも大きな違いはないでしょうから,デメリットはそこまで気にする必要はないかもしれません。

チャレンジタッチ」も「スマイルゼミ」も知的障害や学習障害(LD)といった広義の発達障害の子を対象として作られているわけではありません。よって弱い部分は私がプリントを自作して補強していくつもりです。

スマイルゼミを申し込むに至った経緯

本来はチャレンジタッチのみで,スマイルゼミを申し込む予定はありませんでした。にもかかわらずスマイルゼミを受講するに至った経緯を簡単にメモしておきます。

【小学校準備】ひらがなの勉強」の記事でチャレンジタッチで楽しんで勉強できているようだと書いたのですが,最近は毎回泣いています。

息子はリビングで妻にチャレンジタッチで勉強を教わっているのですが,私は原則として自室・風呂・トイレ以外は入れないので詳しい様子は分かりません。ただ聞こえてくる声から推測するに,できないとイライラして怒ったり,「ダメだ」「何でできないの」など否定的な言葉を言っているようです。

泣いていても「やる(続ける)」と意思表示しているので,頑張り屋さんなのはいいのですが,それがストレスになったり,あるいは勉強嫌いになったりしないかと心配です。

個人的には勉強なんて楽しんでやるか,楽しまなくとも泣いてまでやるものではないと考えているので,私がチャレンジタッチで教えると提案したのですが,残念ながら受け入れてもらえませんでした。お金は私が払っているのですが,まだ一度もきちんとチャレンジタッチを触ったことがありません。因みに上で掲載した写真は妻の外出時にこっそり持ち出して撮影しました。

そこでもうひとつチャレンジタッチを注文して私も教えようかと思ったのですが,そもそも同じ名義で2つ受講できるのかも分かりませんし,とても無駄な感じがします。別の教材にしたほうが良いかもしれないと考え,試しに「スマイルゼミ」を申し込んでみました。前述の通りスマイルゼミは2週間程度のお試し期間があり,気に入らなければ全額返金という制度があります。

ところで今でこそ私は自室にこもって外に一切出ずに,また誰とも会わずに仕事をしていますが,若い頃はむしろ逆で外に出たがる(人前に出たがる)タイプでした。企業での講演や大学講師の経験もありますし,予備校・学習塾・個別指導塾の講師,家庭教師なんかもやっていました。予備校では早慶クラスなど一定の学力のある生徒を教えていましたし,学習塾や個別指導塾では(中学受験生でない)一般の小学生から大学受験生まで幅広い年齢層,幅広いレベルの生徒を教えていました。もちろんすでに20年近く離れているので当時のように上手に教えることはできないでしょうが,そうだとしてもそれなりの経験がありますので,少なくとも泣かせるような教え方はしないです。

そもそも息子の場合は知的障害もあるので,個人的には「わからないこと(できないこと)」を前提に学習を進めるべきだと考えています。「わからなくていい(できなくていい)」のではなく,「教える側が創意工夫して,何とかわかってもらえるように(できるように)教える」ということです。それでも知的障害の度合いによっては,まったく理解できない分野や内容というのも出てくるかもしれません。そのあたりは手探りになるでしょうが,いずれにしても勉強を嫌いにならないようできるだけ楽しく,息子のペースに応じた学習を心掛ける必要があります。

実際にスマイルゼミを使ってみました

私がスマイルゼミで息子に教えるのは,息子が私の部屋に来てくれて,なおかつその時に忙しくない場合に限られるのでまだまだ回数は少ないのですが,今のところ楽しく勉強できています。

実は初回だけかなりくずったのですが,これには理由があります。前述の通りスマイルゼミでは獲得したスターでゲームをプレイすることができます。ボウリングゲームがかなり気に入ったようで楽しく遊んでいたのですが,途中で終了してしまいました。

初回だったのでスターを集めてそのぶんで遊べるというシステムを理解しておらず,もっと遊びたがってくずったというわけです。2回目からはきちんとシステムを理解してくれたようで,「あと少しで終了だよー」と言ったら,まだ終了していなくてもさっとやめることができました。夢中になっていることに執着せずに切り替えできたのでとても安心しました。最近は学習後に写真を撮影してそこにデザインを描き込んだり,アバターをいじったりとゲーム以外のこともやるようになりました。

学習内容については,国語や英語は今のところ簡単に感じるくらいの内容です。算数は足し算を勉強しているところですが,まだ式を見てぱっと答えは出てこないです。◯を書いてそれを数えて正当を導くという方法なので時間もかかります。一桁の足し算については式を見て答えを出せるようにするのが当面の課題ですね。

写真:算数「◯を書いて丁寧に」
◯を書いて丁寧に。

【追記】
足し算の方法をステップアップしたので記事にしました。

小学校 - 算数 【算数】足し算をステップアップ

以上,チャレンジタッチとスマイルゼミをざっと比較してみました。少しずつでも前へ進めるよう学習していきたいですね。