特別定額給付金・持続化給付金・その他の支援制度

特別定額給付金・持続化給付金・その他の支援制度

特別定額給付金や持続化給付金についてのメモです。急いでいるわけではないですが,期限もあるので忘れないうちに申請してみました。特に特別定額給付金は令和2年(2020年)9月15日までと比較的短いです。

特別定額給付金は本記事投稿直前にオンライン申請しました。持続化給付金は5月12日にオンラインで申請し,13日後の5月25日に振り込まれました。

追記
特別定額給付金は申請から6日後の6月17日に振り込まれていました。あくまで推測ですが,紙による申請よりもオンラインのほうが最初からデータ化されているので早いかもしれないですね。

まずはじめに,給付金の詐欺や偽サイトなどにご注意ください。

特別定額給付金

申請締切日(消印有効)は,令和2年(2020年)9月15日です(本記事投稿時点)。

当初は所得条件を設けて30万円という話でしたが,一律10万円の給付になりました。個人的には所得条件を設けて厳格に審査したほうが不正も減って良いのではないかとは思っていましたが,書類を審査する人も大変ですしマイナンバーを活用して一律給付のほうが処理しやすいでしょうね。つくづくマイナンバーに銀行口座が紐付けられていないのが悔やまれます。今,特別定額給付金の振込が遅いと騒いでる人って,マイナンバーと銀行口座の紐付けに反対していた人も少なくないんじゃないですかね。何のためのマイナンバーかという気持ちもあるので,早く紐付けして欲しいところです。そもそも数千万単位の書類を処理するなんて,ある程度自動化されていたとしても想像を絶する労力だと思います。個人的には公務員も減らしすぎではないかと感じています。公務員が少なければ有事の際にさまざまな対応が遅れてしまいますから,何でもかんでも「公務員を減らせ」というのは如何なものかと思います。

さて,特別定額給付金についての申請方法ですが,郵送とオンラインの2種類が用意されています。郵送はポストへの投函が必要になるため,私としては選択肢に入りませんのでオンライン申請一択となります。

そしてオンライン申請ですが,こちらにも2種類あり,いわゆるPCによる申請とスマートフォンからの申請が可能となっています。時間帯によっては混雑してエラーが出ることもあるようですが,私の場合は5分程で終了しました。

当然ながらオンライン申請にはマイナンバーカード(個人番号カード)が必要となります。また,PCであればICカードリーダ,スマートフォンであればICカードの読み取り機能が必要です。

e-Tax(国税電子申告・納税システム)でマイナンバーカードが必要になるので,昨年末に住所変更をしておきました。住所変更していなかったら今回の特別定額給付金のオンライン申請はできませんでしたので,本当に変更しておいて助かりました。因みに,転居によって住所が変わるとマイナンバーカードの電子証明書が失効してしまうので,仕事納めに入る直前の12月下旬に重い腰を上げて窓口へ行ってきました。手続きは待ち時間も含めて20分程で完了したので大したことはありません。ただ,私にとっては外出することそれ自体が非常に嫌なことなので,e-Taxがなければすぐには住所変更していなかった可能性すらあります。

オンライン申請については以下のサイトをご覧ください。普段からPCやスマートフォンを使用している人であれば特に難しいことはありません。住所や生年月日などマイナンバーカードから自動で入力される項目もありますので,入力要素もそれほど多くありませんでした。なお,通帳の写しが必要になりますので,通帳の写真やオンライン口座の口座情報のスクリーンショットなどの画像データを用意しておく必要があります。

申請が完了すると以下のような電子メールが届きます。

●● 様

「ぴったりサービス」をご利用いただき、ありがとうございます。

以下の電子申請の受付が完了しましたのでお知らせ致します。
本メールは以下の手続を受付けたことをお知らせしています。

申請先窓口にて電子申請データを受領した際、改めて受領の連絡がきますのでご注意ください。
申請受付に関するお問い合わせは、申請先窓口までお問い合わせください。

■ 申請先窓口
 東京都 ●●区

■ 今回申請された手続
 特別定額給付金 特別定額給付金 (受付番号●●)

——————–
本メールは「ぴったりサービス」にご入力いただいたメールアドレスへのシステムによる自動配信です。
このメールへの返信はできませんのでご了承ください。
本メールにお心あたりのない方は破棄していただきますようお願い致します。
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実は「ぴったりサービス」というオンラインサービスを今回初めて知ったのですが,意外と便利そうですね。今後も役所の窓口で実施されている手続きはどんどんオンライン化して欲しいところです。

因みにぴったりサービスはSalesfoceやHerokuで構築されているようですが,e-Taxと比べてかなり今ふうのUIデザインなので使いやすいと思います。ただ市区町村や国レベルの人数が同時にアクセスするシステムやアプリケーションとなると,処理速度や回線速度の問題はどうしても出てきてしまうでしょうね。そしてどちらも米国企業(の日本法人)というのは少し残念なところです。

持続化給付金

持続化給付金は中小法人や個人事業者支援のための給付金で,法人は最大200万円,個人は最大100万円となっています。申請期間は令和3年(2021年)1月15日です(本記事投稿時点)。

個人事業者でe-Tax利用者の場合,次の書類(データ)が必要となります。

  1. e-Taxの受信通知
    → e-Tax受付システムのメール詳細のスクリーンショット
  2. 確定申告書第一表
    → e-Taxで出力されたPDFのスクリーンショット
  3. 2020年分の対象とする月の売上台帳等
    → 会計ソフトや表計算ソフトの該当箇所のスクリーンショット
  4. 通帳の写し
    → 紙の通帳はないのでオンライン口座の口座情報画面のスクリーンショット
  5. 本人確認書類
    → 運転免許証や個人番号カード(オモテ面)の写真

申請自体は簡単ですので,書類が用意できたら10分足らずで申請完了できると思います。書類に不備があった場合,電子メールで連絡があるそうです。不備がなければ通常14日程度で振り込まれます。私の場合は申請の翌日から13日目でした。振込名義は「ジゾクカキユウフキングチ」でした。

法人も含めe-Taxを利用の場合は「e-Taxの受信通知」が必要になりますので,そこが不備になりやすいですかね。実際,私の知人の法人もそこで不備になっているようでした。不備があれば申請を修正することになりますが,そのぶん振り込みも遅くなります。知人の場合,再申請してから5日後に振り込みで,計19日かかったようです。

こちらも本人確認書類としてマイナンバーカードが必要でしたので,やはり住所変更はすぐにしておくべきですね。世帯に影響する健康保険証はすぐに住所変更しているのですが,ほとんどの場合,顔写真のない健康保険証単体での身分証明はできないんですよねぇ。たまにマイナンバーカードもNGの場合があって非常に困ります。本人確認書類や身分証明証としては運転免許証が万能ですが,そのためだけに運転免許証を取得するのも…という感じはします。

その他の支援制度など

個人で利用できる制度です。

「令和2年度子育て世帯への臨時特別給付金」は申請不要で,児童手当の対象者に支給されます。「生活福祉資金貸付制度」は,生活費や教育費などに利用できる資金の貸付です。

以下は,個人事業者や中小法人が利用できそうな制度です。

マル経融資については,通常の融資以外に新型コロナウイルス感染症の別枠として上限1,000万円の枠があるそうです。商工会議所によって条件は異なるかもしれませんが,入会半年以上で融資を受けられるという話でした。


国家規模の有事の際はいろいろと考えさせられることもありますが,自動化やオンライン化が可能な要素はどんどんしていくべきでしょうね。もちろんそれにともなうセキュリティのリスクなどはありますが。

地震などの自然災害の場合,オンラインシステムが無力化されるのみならず,ライフラインも絶たれる可能性があります。そうなると公務員をはじめとした人の力が不可欠です。事務処理を行なう役所の職員だけではなく,自衛隊,警察官,海上保安官,救急隊員を含む消防職員など有事の際には大きな助けとなりますので,一定数の人員確保はやはり必要になってくると大いに感じるところです。