はじめての国立科学博物館&特別展「昆虫」【その1】

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去る8月9日に国立科学博物館へ行ってきました。特別展は「昆虫」で,10月8日まで開催されています。

今年の1月13日に上野動物園へ行きましたので(記事:はじめての動物園【その2】 — 上野動物園へ行ってきた!),上野はそれ以来ということになります。

上野へ向けて出発

当日は平日の木曜日で,早朝に台風が通過し,出発する8時半には雨もあがっていました。20分もあれば着くだとろうと思い,開館の30分前に出発したのですが,途中で渋滞に巻き込まれ,結局1時間近くかかってしまいました。また,渋滞時に激しい雨が降りましたが,上野付近は降らなかったようです。駐車場は前回と同じ国立科学博物館の真後ろにある上野公園第1駐車場(東京都台東区上野公園6)で,数台しか停まっていませんでした。こちらの駐車場は手帳を使うことができます。

国立科学博物館へ

駐車場の目の前が国立科学博物館なのですが,入り口は逆側になるため,そちらまで歩いていきます。入口近くにクジラの模型があり,その前で写真を撮りました。3歳くらいまではカメラのほうを向くことすらしませんでしたが,3歳半頃から徐々に撮影できるようになり(記事:写真を撮影できるようになってきた!),最近では息子が自分から「写真撮って!」と言えるようになりました。

写真:国立科学博物館入口のクジラ

特別展に行く予定のある人は特別展の入口から入ります。特別展へ入った人は常設展は無料になります。特別展「昆虫」は大人1,600円,未就学児は無料ですが,手帳で介護者1名が無料となりますので,私だけチケットを購入して入場しました。因みに特別展は再入場不可なのですが,常設展を見た後にまた入りたいと息子が言い出したため,2回チケットを買うことになってしまいました。

特別展「昆虫」1周目

標本,動画,模型の展示が中心で,スカイツリーの大昆虫展のように触れるスペースはありません。生きた昆虫はざっと見た感じでは3種展示されていましたが,なぜかすべてG(「Gの部屋」というコーナーがあります)でした。もっともマダガスカルなど外国の種なので,見た目はGというよりも,珍しい昆虫という感じです。

特別展「昆虫」のオフィシャルサポーターは俳優の香川照之さんです。Eテレで数年前に「香川照之の昆虫すごいぜ!」という番組が不定期で放送されていたようなのですが,今年の5月にジャニーズか何かの不祥事で番組が放送中止になり,急遽この「香川照之の昆虫すごいぜ!」を再放送するという記事を見ました。私はその記事で番組のことを知ったのですが,再放送を録画しておいたところ,息子は大喜びでした。香川照之さんがカマキリの扮装をして「カマキリ先生」として番組を進行するのですが,息子も「カマキリ先生」や「昆虫博士」と呼んでいました。もう夏は終わってしまいますが,ぜひ新作を作って欲しいですね。

写真:同じ香川照之さんの等身大パネル

特別展「昆虫」では,この記事のアイキャッチ写真と同じ香川照之さんの等身大パネルがあるのですが,「カマキリ先生の人だよ」と教えてあげましたが,「ちがう(ちばう)!」という反応でした。カマキリの扮装をしていないので分からないのかもしれません。

出口の前には大きめの売店があり,オリジナルのグッズや「【2018】今年も行ってきました!大昆虫展 in 東京スカイツリータウン」で書いたフィギュアなど,昆虫に関連する商品がたくさん置かれていました。フンコロガシのチョコに多少興味を示していましたが,それほど何か欲しがるという感じではありませんでした。

売店の奥にメダルの自動販売機があり,そちらには興味を示したようです。色は金と銀の2種,絵柄はカブトムシとクワガタムシの2種のメダルで,金色のカブトムシのメダル,キーホルダーを購入しました。自動販売機の横にある機械で,購入日の日付と名前(アルファベット)を刻印することができます。刻印はほんの数十秒でできます。

写真:特別展「昆虫」メダル

なお,購入したメダルは特別展「昆虫」のものですが,国立科学博物館の常設展の売店には,宇宙や動物など国立科学博物館のメダルもありました。

国立科学博物館 常設展

私は小学生の頃,国立科学博物館と五島プラネタリウム(渋谷・閉館)が大好きで,毎週のように通っていました。今回,久しぶりに国立科学博物館へ訪れたわけですが,今は地球館という新しい建物ができていました。私の記憶では日本館(昔からある茶色い建物・本館)の中は静かで暗いという印象でしたが,今は地球館も含め全体的に明るく,人も多いので騒がしい感じでした。今回は入りませんでしたが,日本館のB1Fには「シアター36○」というシアターもあって,外国人観光客が列を作っていました。

さて,特別展「昆虫」を出るとまず目に飛び込んできたのは中庭ですが,その先の地球館の脇にはアイスクリームの売店がありました。息子はさっと売店の前に立ち「あのーすいません,アイスください!」と勝手に注文していました。アイスを受け取ったら「ありがとう!」と元気に言えました。因みに「あのーすいません」は何かをお願いするときの言葉だと思っているようで,私に対してもそう言うことがあります。

国立科学博物館内には「ムーセイオン」というレストランがあり,そちらを検討していたので,アイスを食べた後にご飯を食べるか地球館(恐竜)を見るか訪ねてみたところ,恐竜を見るとのことでしたので,地球館へ入りました。

1Fと2Fはかなり真剣に見ていました。恐竜の骨よりも動画系のコンテンツや実験装置に興味を示しました。いわゆる理科に分類されるような内容は好きなようで,Eテレの小学理科や高校生物などは気に入って見ています。高校生物は「ふしぎの見る」と言います。

2Fでは小さなテーブルに鉱石と顕微鏡が置かれ,学芸員の方でしょうか,50代くらいの女性が立っていたのですが,息子は熱心に顕微鏡を見ながら質問していました。もちろんスムーズに会話ができるわけではないので基本的には息子が好き勝手に喋っている感じなのですが,「これはなんなの?」「~だよ」「そうなのか~」というように会話っぽくなる場面も見られました。

以前,葛西臨海水族園に行った際,確かアズマヒキガエルだったと思うのですが,飼育員の若い女性が水槽内に2頭いるカエルにえさ(生きたコオロギ)をあげるようすを見せてくれました。息子は「先生!」や「これはオスとメスなの?」などと質問して,それなりに会話になっていたので驚きました。

3Fには「コンパス」という室内遊び場があるのですが,残念ながら予約制でその日の受付は終了していました。入りたがってくずるかと思ったのですが,入れない旨伝えると,理解したのかほぼくずらずに通り抜けることができました。そういえば,保育園に入る前は頻繁に室内遊び場へ連れて行っていましたが,今は土日も含め毎日保育園かデイサービスなので,室内遊び場の利用機会はほとんどなくなってしまいました(記事:室内遊び場雑感 【その1】室内遊び場雑感 【その2】)。

3Fの奥には大型動物の剥製があり,かなり迫力がありました。間近で見ると草食動物でも大きくて威圧感がすごいですね。
3Fの後はB3Fまで降り,そこから再び順に1Fまで上がっていきました。

レストラン「ムーセイオン」

地球館のM2Fにあり,1Fの展示室を見下ろすことができます。60分待ちの表示が出ていましたが,おそらく諦める人が多いだろうと思い,並ぶことにしました。名前は38番目でしたが,予想通り大半の人が呼ばれても現われなかったため,結果的に20分程度の待ち時間で中に入ることができました。

続きは【その2】へ。

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