【小学校準備】特別支援学校の意外な落とし穴

小学校

本サイトの記事には広告が含まれます。

早いもので来年から小学生ということで,今はいろいろと情報を集めているところです。

まず普通級は選択肢に入っていません。もちろん普通級に通えれば一番良いのですが,残念ながら今のようすでは無理だと感じています。普通級なら小学校が自宅の目の前なのでとても便利なんですけどね。

そうなると特別支援学級か特別支援学校という選択肢になります。大雑把に言えば,支援学級のほうが障害の度合いが軽い子が通うイメージですね。着替えやトイレが自分ででき,授業に座って参加できることが支援学級に通う条件という人もいますが,少なくとも私の住んでいる地域ではそのような定めが明確にあるわけではないようでした。

そうは言っても着替えやトイレなど日常生活のことはほとんど自分でできないということになれば,支援学級に通えたところで,本人もつらい思いをする可能性もありますので,ある程度現状に即した選択を行なう必要はあります。

息子の場合,着替えは概ねできるようになりました。トイレも「トイレトレーニング開始!—「おむつをはずす」というよりも…」で書いたように,概ね問題なくトイレですることができます。ただお尻を拭くのがまだ上手にできません。

そんなわけで支援学級か支援学校かの選択については五分五分,最終的には判定を参考に決定しようと考えていました。

ところが,最近になってその考えが大きく変わってしまい,支援学校という選択肢はほとんど無くなってしまったのです。

現在,デイサービスに通っていますが,その近くに支援学校があるため,支援学校を選択しても引き続き同じデイサービスも利用できますし,場所的にも毎週通っている地域なので大きな不安はありませんでした。

ところが,支援学校を選択する場合,自宅から比較的近いその学校ではないとのことなのです。学区があり,息子が通うことになる支援学校は自宅からとても遠い場所になってしまうとのことでした。デイサービス近くの支援学校は希望できないとのことなのです。近くに支援学校があるのにそこへは行けず,遠く離れた場所になってしまうので,五分五分と考えていたのが一気に支援学級に傾いてしまいました。

イメージ的には以下の図のような感じで,定められた支援学校(図中赤字)は,近くの支援学校やデイサービスとは真逆の方向なのです。

図:特別支援学校と特別支援学級

特別支援学級は現在通っている保育園のすぐ近くにあり(残念ながら自宅前の小学校にはありません),保育園の同級生の半数近くがその小学校へ入学するそうなので,環境としては馴染みやすいと思います。図中(a)の距離も車で3分程度なのでとても近いです。

デイサービスと通えないことが判明した特別支援学校は,保育園と同じ方向にあり,図中(a)+(b)の距離は車で20分程度です。また,道が混雑することはほぼありません。

そして定められた特別支援学校は,保育園などとは逆の方向で,(c)の距離は道が空いている時で40~50分,混んでいることも多く,その場合は1時間以上かかってしまいます。高速道路もありますが,送り迎えのバスが高速道路を使ったりするんですかね。いずれにしても,お迎えでいろいろな場所に寄るとなると,ひょっとしたら片道1時間半くらい車に揺られる可能性もあります。

現在2社のデイサービスを利用しているのですが,どちらも遠すぎるので送迎は対応していないとのことですし,この特別支援学校を選択することで得られるメリットよりも,デメリットのほうが圧倒的に多いと考えられます。

てっきりデイサービス近くの特別支援学校だと思っていましたので(実際には1年早く生まれていればそちらの特別支援学校でした),意外な落とし穴が潜んでいたということになります。そちらへ通うことを希望することもできないとなると,もう支援学校の選択肢は限りなくゼロに近づいたということになります。何とか日常生活においてできることをレベルアップして,支援学級でうまくやっていけるようにしてあげることが喫緊の課題ということになります。


追記
本記事ではたまたま遭遇してしまった制度的な落とし穴について触れましたが,特別支援学級のデメリットについては以下の記事で取り上げています。
小学校 【小学校準備】小学校の進路が決定しました!&特別支援学級のデメリット
追記
小学校(特別支援学級)に入学する直前(2019年3月)の息子の成長度合いについて簡単にまとめました。
【小学校準備】特別支援学級入学直前の成長レベル

「小学校」の人気記事

この記事も読まれています!