【ニュース】自閉症の子ども、けがによる死亡リスクが40倍 米研究

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CNNの記事によれば,自閉症児のけがによる死亡リスクが非常に高いという研究結果が米国で発表されたそうです。残念ながら記事中では「公衆衛生関連の米医学誌」としか書かれていないので,元の論文等は分かりません。

14歳以下の子どもがけがにより死亡する危険性は一般集団よりも40倍も高いという。けがに関した全ての死因のなかで溺死が占める割合は46%に達する。これは、他の子どもたちよりも160倍も危険性が高いことを意味するという。

知的障害をともなう場合もありますし,通常は判断能力やコミュニケイション能力などが一般集団よりも低いでしょうから,何かしら事故のリスクが高くなるであろうことは容易に想像できます。研究によれば溺死が特に多いそうです。

溺死のリスクが最も高まるのは5歳から7歳の時期だという。自閉症の子どもは不安になることも多く、安心を得る方法のひとつとして、特に水に向かって徘徊することがある。

夏場のプールは特に注意深く見守る必要があると思いますが,プールに限らず保育園やデイサービスでの活動ですと親は見守ることができないので,そういう意味では心配が尽きません。

デイサービスへ行くことが決まったときは,正直なところさまざまな面でかなりの不安がありました。安心しすぎるのもよくないですし,心配しすぎるのもよくないですし,なかなか難しいものです。

ところで,このウェブログでは自閉症・知的障害・発達障害などに関するニュースであっても,基本的には暗い話題は取り上げないようにしています。今回は研究結果ということで取り上げてみました。

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