パパ!ママ!せんせい! — 呼びかけのことば 【その1】

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2016年6月30日25時,つまり7月1日午前1時頃のことです。

息子はリビングで遊んでおり,私は別の部屋で仕事をしていたのですが,突然「パパ~」と言いながら私のいる部屋へ来たのです。

これにはとても驚き,思わず涙が出てきました。

赤ちゃんの頃から息子の鼻を軽く触って「○○くん」,そして私の鼻を軽く触って「パパ」と繰り返し何度も,少なくとも500回,ひょっとしたら1,000回以上言ってきました。0歳の頃からの呼びかけの練習がついに結実したのか,と感慨深い思いでした。

この出来事はいろいろな意味で大きな一歩だと考えています。
これまで(2016年6月30日まで)息子は,誰かに自ら呼びかけることは一切ありませんでした。
何か要望があればほとんどは手を引っ張るかぐずる(泣く)かという感じです。

例えば,おやつをあげる際に「欲しい」「開けて」「パパ開けて」など,こちらが言ったことに対し真似することはありましたが,自分から誰かに対してコミュニケイションをとる目的で,呼びかけの言葉を明確に発したのはこれが初めてでした。


以上が2016年7月時点での下書きとして残っていたものです。おそらくこの後にもう2~3点コメントして投稿するつもりだったのだと思いますが,その後,状況がかなり変わりましたので追記して新たな記事とします。

秋くらいまでは頻繁に「パパ~」と言っていましたが,誰に対しても「パパ」と言うことに気が付きました。ママにも「パパ」ですし,保育園の先生にも「パパ」と言ったそうです。おそらく父親を「パパ」と認識しているのではなく,「パパ」は呼びかけの言葉だと考えているのでしょう。

その後,2016年12月くらいからは「パパ」と言うこと自体がほとんどなくなってしまいました。ことばについてはマイブームのようなものがあるようで,「トランスフォーム! その1」で書いた通り,2歳のときは「トランスフォーム」と頻繁に発していましたが,3歳になるとまったく言わなくなりました。

「パパ」のかわりに発するようになったのが「ママ」です。こちらも同様に呼びかけの言葉という認識が強いようで,パパに対しても「ママ」ですし,保育園の先生や保育園にお迎えに来ていた別のお母さんにも「ママ」と言うことがあったようです。

現在では「ママ」はかなり定着しているようで,「ママ,見て!」を口癖のように言うようになりました。このまま続けて使える言葉として欲しいものです。パパに対して「ママ」と言うこともありますが,本来の使い方(つまりママに対して「ママ」と言う)がメインになってきたようにも見えます。

そして,今月(2017年3月)に入ってからの最新の状況としては,「せんせい」と言う言葉が出てきました。ひょっとしたら保育園で「せんせい」と呼ぶよう練習しているのかもしれません。ただ,パパやママを「せんせい」と呼ぶのは不思議なことにごく一点に限られるのです。

お風呂に入るとき,いつも息子は先に出るのですが,その際,お風呂の外から「せんせい!」と何度も発してドアを開けたがるのです。他のシチュエイションではまったく言わないので,何かこだわりがあるのかもしれません。

人に対して呼びかけるという手段を採ることができるようになりましたが,残念ながらまだ対象となる人や状況に応じて適切な呼びかけの言葉を選ぶことはできません。

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