【研究】自閉症者は対人距離を短く取る

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東京大学先端科学技術研究センターの発表によれば,自閉症者は対人距離を短く取る傾向にあるようです。個人的には意外な印象を受けました。

今回の研究では、自閉スペクトラム症の人が短い対人距離を取る傾向があることが明らかになりました。このことを踏まえると、自閉スペクトラム症の人は自分が他の人と比べて対人距離が短すぎないか意識することで、コミュニケーションの相手に好意や親密性を示していると誤解を与えることを避けることができる可能性が考えられます。

この研究とはまったく別の話になりますが,東京大学医学部ではオキシトシンの点鼻剤で自閉症の対人コミュニケーション障害を改善させる実験を行なっていましたね。確か今年の1月まで臨床試験の参加者を募集していました。ただオキシトシンは子宮収縮を促すので男性のみの募集だった気がします。

ところでホルモンに関係する点鼻剤と聞いて体外受精などで使用するスプレキュアが真っ先に思い浮かびました。点鼻剤は花粉症や鼻炎だと効きにくい,あるいは使いにくいのが難点なんですよね。私はミリカレットとアラミストという鼻炎用の点鼻剤を使用していますが,正直なところ鼻が詰まっているとうまく点鼻できず効果もいまいちといった感じです。

【追記】
オキシトシン点鼻剤の件もページを探してリンクを追加しておきました。
上では「東京大学医学部」と書きましたが記憶違いだったようで,正確には「東京大学 医学部 附属病院」と「科学技術振興機構(JST)」の発表でした。

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