3年ぶりの「大昆虫展」と「すみだ水族館」

すみだ水族館 クラゲ

夏の定番だった「大昆虫展 in 東京スカイツリータウン」と「すみだ水族館」ですが,新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)の影響で2020年と2021年は「大昆虫展」が開催中止となりました。今年は3年ぶりに開催されたため,水族館と一緒に久しぶりに楽しんできました。なお,今年はスカイツリーにはのぼらなかったようです。

初めて行ったのは2017年で4歳半の時でした。この頃はまだほとんど話すことができませんでしたし,移動時はベビーカーを使用していました。2018年(5歳半)と2019年(6歳半)にも行きましたので,今回が4回目となります。2019年は下書きのままで記事を公開していないようでした。

すみだ水族館の「ミズクラゲ」 【夏休みおでかけ】はじめての東京スカイツリー:「大昆虫展」と「すみだ水族館」で昆虫と魚を楽しむ! 【その2】 【2018】今年も行ってきました!大昆虫展 in 東京スカイツリータウン

また,すみだ水族館は2020年7月に一部リニューアルしており,リニューアル後は初めてとなります。今回は私は行かなかったので,具体的なようすは分かりませんが大きくは変わっていなかったとのことです。

因みに,すみだ水族館は「手帳をご提示の方とご同伴者(1名様)は入場料金が一般料金の半額」となります。大昆虫展もこれまで「手帳提示で同伴者1名まで半額」でしたが,今年は私は行っていないので分かりません。公式サイトには記載がないですが,確か以前もそうでしたので,当日券を購入する方は念のため尋ねてみるとよいかもしれません。

大昆虫展はこれまでと異なり,混雑を避けるために各回110分の時間制になったようです。目玉はカブトムシやクワガタムシと触れ合えるスペースで,今年は400匹とのことでした(少なくなりましたかね?)。以下のようなスペースですね。

写真:大昆虫展
左:2017年・右:2018年

4歳半の時は手にカブトムシやクワガタムシを載せるのを怖がる仕草を見せたりもしましたが,9歳半となった今は自分から手に載せたりすることもできたようです。

これまでになかった企画としてはトンボを体験できるVRがあり,こちらも楽しかったようです。いわゆるVRゴーグルを装着するのは初めての体験ですね。

画像:大昆虫展 トンボVR
引用元:大昆虫展公式サイト

今年は協賛の敷島製パン(Pasco)が昆虫食のワークショップを設けていたようで,それにも参加したそうです。昆虫食の説明を受けて,自分でレシピを考えて発表するというものだったようです。おそらく特別支援学級ではこうしたプレゼンテーションする場というのはないでしょうから貴重な体験だったと思います。息子もレシピを考え物怖じせずに自分から元気よく手を挙げて前に行ったのですが,マイクを向けられて緊張したのか,少し固まって小声になってしまったようです。

初めてでしょうから緊張してしまったのは仕方がないですが,こうした普通級の小学生がいるようなワークショップに参加して発表できるというのは本当に大きな成長に感じます。ただ,今回の場合はイベント会場なので音楽や雑音なども多いでしょうし,気軽に参加する雰囲気のものなので,例えば塾の講義やテスト(試験)といった皆が静かに取り組む場に参加できるかと言えばそれは難しいと思います。

写真:昆虫食ワークショップ

参加者にはコオロギのフィナンシェ(10匹使用・30匹使用)とコオロギそのままのもの2匹が配られたようです(コオロギそのままはフィナンシェの左に置いて撮影したのですが,最終的にトリミングしました)。妻は昆虫が苦手ですので私と息子で分けて食べることにしました。

息子は30匹使用のフィナンシェを食べたいと希望したので,私は10匹のほうを食べました。当たり前ですが味はフィナンシェですね。仮に他の菓子メーカやケーキ店などのフィナンシェと一緒に食べてもコオロギが入っていることが分かる人はいないと思います。成分的にはタンパク質中心でしょうから,大豆パウダーを混ぜたのと同じようなイメージでしょうか。いずれにしても味で判別するのは難しいですね。

コオロギそのままのものについては,息子は当初粉にしてふりかけにしたいと言っていたのですが,量も少ないですしそのまま私と息子で1匹ずつ食べることにしました。出汁も取れるそうなのでやや塩分は感じられ,食感として一番近いのは干し桜えびでしょうか。桜えびほどの風味はないですが,かなり似ていると思います。

実際に昆虫とエビ・カニは同じ節足動物ですし,フィナンシェの注意書きにもエビ・カニのアレルギーを持つ人は控えるよう記載があります。よくよく考えてみるとエビやカニも見た目はわりとグロテスクですよね。息子が初めて水族館で小さいエビを見た時に「むしー!ムシー!」と喜んでいたのを思い出します。

因みに,100gのハンバーグを作るのに必要なエサの量で比較すると,牛が2,500gなのに対し,コオロギは200gだそうです。敷島製パン以外の企業も研究を進めているようですし,30年後,50年後には昆虫食も身近なものになってくるかもしれないですね。

写真:すみだ水族館のおみやげ

おみやげにはすみだ水族館のチョコクランチ(写真左)と水族館限定の柿の種(写真右)をもらいました。

※記事冒頭アイキャッチのクラゲの写真は2017年に撮影したものです。


前回の記事「2022年夏の天体イベントまとめ【夏休み】」で書きましたが,8月12日前後は満月・月が土星に接近・ペルセウス座流星群といった天体イベントが目白押しです。

月の写真 2022年夏の天体イベントまとめ【夏休み】

私も10日の22時頃からカメラテストを兼ねてタイムラプス用にインターバル撮影を実施しています。今夜(10日夜~11日明け方)は雲が多く土星は確認できませんでしたが,雲から見える月のタイムラプスも美しいですね。

【追記】8月11日は20時台は雲が厚く月もほとんど見えませんでした。21時過ぎて雲も少なくなり月や土星をハッキリと確認することができました。以下の動画は11日20時54分から12日2時26分までの南の空です。3,884枚の写真を使用しました。動画のサイズは21.1MBです。

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