全身麻酔で歯を治療しました!

病気・怪我

2017年4月頃(4歳4か月)だったでしょうか。奥歯にいわゆる虫歯らしきものが見えるということで,子ども専門の歯科や大学病院で何度か検査しました。

奥歯はまだしばらく使うことになるので,治療の必要があるとのことでした。状態としては少し白っぽく見える程度で,神経には達していないようでした。

虫歯の治療というのは,程度にもよるでしょうが,一般的に局所麻酔を用いて4~5回くらいに分けて実施するそうです。ただ局所麻酔で起きたまま治療するのは難しいという判断で,全身麻酔による治療を行なうことになりました。

実は私自身は歯がとても丈夫で一度も歯科にかかったことがないため,実際にどのくらい嫌なものなのかは分からないのですが,大人でも苦手な人は少なくないそうです(ふと古畑任三郎の「古畑、歯医者へ行く」を思い出しました)。そういえば私が小学生の頃は歯科検診は無かったですし,赤ちゃんの頃はさすがに記憶にありませんが,少なくとも小学生以降は歯の検査を一度もしたことがありません。両親も歯は丈夫で歯科に行く習慣は無かったので,コンビニエンスストアを凌駕するほどの歯科があちこちにあるのをとても不思議に思っていたくらいです。

今回の治療はごく一般的なもので,どこの歯科でも頻繁に実施されるような内容ですので,歯の治療自体に心配な点はありませんでした。しかしながら,やはり全身麻酔については憂慮に堪えないというのが正直なところです。もちろん事前にテストもしていますが,毎年のように事故はありますので,どうしても不安は拭えません。歯科で検査をし始めたのが2017年4月頃からだと書きましたが,2017年7月には2歳の子が虫歯治療のための全身麻酔で死亡するという事故もありました。

なお,小児の麻酔については「お子様と麻酔について(日本小児麻酔学会)」が参考になります。

緊張の全身麻酔による虫歯治療当日

治療を行なったのは都内の歯科系大学病院で,2018年5月2日(5歳5か月)のことでした。検査を開始してから1年以上経過していますが,混み合っているため治療の予約が半年~1年先だったからです。もちろんその間,できる限り虫歯が進行しないよう注意して生活しました。

前々日~

前々日から風邪気味でした。熱はありませんでしたが,鼻水と咳がありました。体調が悪い場合は延期となりますので,前々日の段階では無理せず延期という考えが大きかったです。延期になった場合は,当然ながらまた半年~1年先になってしまいます。

前日になってかなり良くなったので,治療を実施するかどうかについては当日病院で判断を仰ぐことにしました。

出発~病院到着

前日は3時頃(つまり当日の午前3時)に寝たのですが,出発前にベビーカーにのせたら起きてしまいました。

9時半開始でしたが,余裕を持って1時間半前の8時に出発しました。道中で「おなかすいた」と言いましたが,「あとで買ってあげるから我慢して」と我慢させました。メモし忘れていたのですが,確か前日の夜から飲食は禁止だったと思います。

治療開始

病院に到着してから少し時間がありましたので,ベッドに寝っ転がるまでタブレットPCを見せて気を落ち着かせました。治療は実施しても問題ないという判断でした。

様々な機械や器具の取り付けられた非常にものものしいベッドでしたが,時間になると自分からごろんとなりました。

麻酔はガスによるもので,鼻から気管に管を通しました。耳鼻科で鼻水吸引の経験があるせいか,特に嫌がったりはしませんでした。30秒程度で眠ったそうです。

覚醒

治療は問題なく終了し,13時頃に覚醒しました。寝ぼけたりするようなようすもなく,すぐに覚醒しました。起きたら怒っており「なにするのー」と言っていました。眠っていたものの何かされたという感覚があったのか,あるいは完全に眠っていたわけではなかったのかは分かりませんが,おそらく何かされたという違和感があったのだと思います。そのうちぐずって家に帰りたがりました。

起きてからしばらくようすを見るために病院で過ごしましたが,水・アンパンマンのりんごジュース・ゼリーが出ました。因みに460円の別料金でした。

帰宅

15時半頃に帰宅しました。帰宅してすぐに私に「キリ,ジーっていやなの」と不快感を伝えました。やはり音の出る器具で治療したという感覚はあったのだと思います。不快感を具体的に言葉で伝えられるようになったというのは,大きな成長だと感じました。

サンドイッチ,おにぎり,アイスなどを買って帰ったので,帰宅してすぐに食べました。痛がったりしみたりすることはなかったです。本当はいきなり刺激の強いアイスなんかは避けるべきなんでしょうが,ぐずっていたのでご褒美的な意味合いが強かったのだと思います。

因みに,この記事は下書きとして治療後にメモを残しており「じんましん」と書いていたのですが,すでに1年以上経過しているのでどういう意図でメモしたのか記憶にありませんでした。ひょっとしたら帰宅してからじんましんが出たのかもしれないのですが,それなら憶えているような気もしますし,よく分かりません。

以上,治療は概ねスムーズに行なわれ,懸念材料だった全身麻酔についても大丈夫でしたのでほっと一安心でした。

障害児・障害者に特化した歯科

障害児・障害者に特化した歯科については時々ニュース記事などで見かけます。例えば,群馬にはかなり実績のある歯科クリニックがあるそうですし,大分には2018年にオープンしたセンターがあるそうです(どちらも記事を保存していなかったので,名称は忘れてしまいました)。他には大阪歯科大学付属病院に「スペシャルニーズ歯科・障がい者歯科」があるそうです(記事:歯の治療、障害者も安心 カードで説明し受診しやすく(NIKKEI STYLE))。また,自治体で運営されている歯科もあるようですので,気になる方は問い合わせてみるとよいかもしれません。

虫歯を誘発した原因

虫歯となった最大の原因は寝る直前の飲み物だと思います。「睡眠障害【その2】 — 理想のサイクルとは?」「睡眠障害【その3】 — 改善の傾向?できる限り就寝直前の生活リズムを統一する」などで書きましたが,寝かせるために薄めたミルクやスポーツドリンクを哺乳瓶で飲んでいました。飲んだ後に歯磨きをすれば問題ないのですが,それでは睡眠の導入とならないので,横になったまま哺乳瓶で飲み,そのまま眠るというスタイルが数年続きました。

現在の歯磨きや寝る前の状況

現在は寝る前に歯磨き→フロス→洗口液の順でケアし,タブレットを口に入れてベッドへ行きます。ベッドではストローマグで麦茶を飲むことが多いようです。

歯ブラシは「クリニカKid’s ハブラシ 3-5才用」,歯磨き粉は「ライオンDENT チェックアップこども」,フロスは「クリニカアドバンテージ スポンジフロス」「こども専用フロス フロッシー」,洗口液は「クリニカKid’s デンタルリンス」,タブレットは「コンビ テテオ 口内バランスタブレットDC+」を使用しています。

本記事投稿時点では6歳ですが,素材がやわらかくて良いため,クリニカキッズ3~5歳用の歯ブラシを使用しています。歯磨き粉については,以前はクリニカのチューブタイプを辛いと嫌がっていましたが,チェックアップは大丈夫なようです。使いやすい味とフッ素濃度を重視しています。因みに私も「チェックアップ」「アパガードプレミオ」「ブリリアントモア」などを併用(その時の気分で使い分け)しています。

病院によって判断が異なる

検査は子ども専門の歯科や大学病院で行なったと冒頭で書きましたが,病院によって治療方針にかなり違いがありました。抜かなければダメだというところもありましたし,抜く必要はないというところもありました。もちろん抜くのは避けたいですので,抜かずに治療できる病院を選択しました。

今回は歯科でしたが,一般の病院でも判断が異なることはよくありますね。なので重要な事項だったり,疑問に感じたりした場合は複数の病院で診てもらうのが良いと思います。実は息子が1歳になった時から顕微授精を再開して,2017年2月までの3年3か月の間,ほぼ毎月実施していました。大学病院の他,専門のクリニック2箇所で顕微授精を行なっていましたが,3年3か月で何度か心拍を確認できるところまでいきました。この時,A産婦人科はいつも「何も見えない」と診断されるのですが,他の産婦人科や大学病院では心拍が確認できることがありました。結果的に出産には至りませんでしたが,もしA産婦人科だけ受診していたらと思うとちょっとこわい気はします。

息子の目が開かなくなった時も同じようなことがありましたね(記事:「目が開かない!? 【その1】」「目が開かない!? 【その2】 — これまででもっともつらい一週間」)。

病院や医師によって判断が異なることはわりとよく起こり得るので,できる限り信頼できる病院や医師をかかりつけにできると良いのでしょうが,特に大学病院は異動が激しいのでなかなか難しいところです。息子の発達相談でとても良い女医さんがおり,今年中に一度受診する予定なのですが,まだ勤務しているかどうかは分かりません。引き継いでもらえるようにはしてありますが,大規模な病院では異動も仕方がないですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です