先日,少しひやっとする出来事がありました。
息子が右手を使用しなくなったのです。座ってミルクを飲んでいたのですが,右手を使おうとしません。
気になったので右腕を持ち上げようとすると泣きそうな声を出します。力も入っておらず,動かそうとするとかなり痛むようなそぶりを見せるのです。ひょっとしたら骨折したり肩が外れたりしたのかと疑いましたが,どこか腫れていたり傷がついていたりということはなく,外見から判断することはできませんでした。
試しに好きなおやつを右側から見せても左手で取ろうとします。
これはレントゲンなどで確認するしかないだろうと思い,整形外科の時間を調べて出掛ける準備をしました。
再び右腕を触ったり持ち上げようとしたりしましたが,最初ほど苦しそうな表情を浮かべなくなっていました。これはひょっとして同じ姿勢でいたために痺れたのではないかと考えました。
しばらくすると私の指を手のひらにのせたら握るようになりました。このあたりでほぼ痺れであることを確信しました。初めての体験だったので驚いて動かすのも怖かったのかもしれません。
さらに数分後には哺乳瓶を両手で持って飲み始めました(まだ哺乳瓶も使っています。特に寝る際にないと厳しいです。睡眠障害については次の記事で触れる予定です)。
こういう出来事があると言葉で伝えることの大切さを改めて認識します。
今回のケースであれば,胸や肩が痛くて腕が上がらない,腕自体が痛くて上がらない,手のひらや指が痛いなどさまざまなことが考えられますが,外傷がなければ判断はとても難しいです。
言葉でなくても指差しなどで教えてくれるとよいのですが,残念ながらまだそこまでの段階には達していません。
日々,少しずつ成長は見られますので,何とかコミュニケーションが取れるよう頑張っていきたいです。