3歳頃から食べられる(食べようとする)食事の種類が増え,3歳半頃からは食事にかける時間が変わってきました。
1回の食事にかける時間が増え,早くても30分,長いと1時間半以上かけることもあります。もう食べないかと思って片付けようとすると,「まだ片付けないで」という意思表示をし,再び食べ始めて結局残さずすべて食べるということが少なくありません。
食事に関するしつけの方法として,食べなければすぐに片付けるというものがありますが,どうも息子には合わないようです。
ただ保育園では準備も含めて給食の時間は30分程度らしく,最近はほとんど食べることができていないようです。朝食も食べる余裕がないですので,夜までほとんど何も食べずに過ごしているということになります。それはそれで大いに問題があります。
そしてもうひとつ気になったのは,「食べるのが遅い」「残すことがある」などの理由から,あらかじめ量を減らして給食を出すことがあるようなのです(園の方針や先生の裁量としてやっているような感じで息子だけではなさそうですが,そのあたりの詳細は分かりません)。常にそうした対応なのかは分かりませんが,息子の場合,その時の気分で食べたり食べなかったりしますし,そもそもあらかじめ減らすということ自体が裁量の範囲として認められるものなのか,非常に気になりました。
ですので自治体に問い合わせてみましたが,少なくとも認可保育園については,園児の成長に必要な栄養価を考慮して食事量を算出し,全園統一の献立による給食を提供しているので,あからじめ給食の量を減らして提供するという対応は行なっていないそうです。つまり現場の裁量としても認められないということでしょうか。よって,場合によっては改善を求めていくなどの必要性はあるかもしれません(具体的な状況がまだ分からないので何とも言えないですが)。今回は電子メールでしたが,担当部署の電話連作先を渡されましたので,後日,時間のあるときに再度詳しいところを電話で問い合わせてみるつもりです。
以前,「療育はイヤ! その2」で食べ方について書きましたが,その後もほとんど変化はなく,同じものを連続して食べます。白いご飯でもおかわりを含めてそれだけをまず完食し,その後,おかずを食べる感じです。最近は白いご飯と肉(揚げ物・鍋物の肉・ウィンナーなど)が特に好きなようです。また,以前はカレーをまったく食べませんでしたが,最近はかなり好んで食べるようになりました。「カレー」と発音することもできます。卵については,目玉焼きとゆで卵は大好物なのですが,玉子焼き(一般的な黄色いもの)はまったく食べません。
ところで,自宅では「エジソンのお箸」という補助付きの箸を使用しています。普通の箸はまだほとんど試していませんが,この補助付き箸では概ね問題なく食材をつかむことができています。