ハチミツ・寿司・刺身はいつから食べさせるべきなのか

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先日,生後5か月(ニュースソースによっては6か月)の乳児がハチミツを食べたことによる乳児ボツリヌス症で死亡したというニュースがありました。離乳食としてジュースに混ぜたハチミツを1か月食べたそうです。

市販のハチミツのパッケージや離乳食の本などにはたいてい注意書きがありますし,自治体の発行する冊子などでも注意喚起されているので,毎年のように事故が起きているのだと思っていましたが,意外にも全国で初のことだそうです(記録の残っている1986年以降,初めての死亡例)。

因みによく見掛けるレンゲ印のハチミツのボトルには「1歳未満の乳児には与えないで下さい」との記載がありました。3歳未満という記述もどこかで見た記憶があるのですが,概ね「1歳未満」で統一されているようです。

一方,寿司や刺身については通常はそうした注意書きがありません(少なくとも見たことはありません)。3歳や4歳から食べてもいいとしている情報もあれば,6歳や8歳としている情報もあったような気がします。こどもチャレンジの付録に寿司のパズル(ブロック)があったのですが,そういう意味では3~4歳くらいで寿司を食べるというケースも想定しているということなのでしょうか。同世代のほとんどの子がまったく馴染みのないものをパズルやブロックにするはずはないですし。

前述の通り,ハチミツについては概ね1歳未満ということのようですが,11か月の子と1歳になったばかりの子に大きな差はないですし,1歳や2歳が100%安全だという保障もありません。

寿司や刺身などの生の魚介類についても,大人では単なる腹痛で済む程度でも,胃腸の成長しきっていない幼児では致命的になることがあるかもしれません。

よって,何らかの危険性の指摘されている食べ物をあえて与える必要はない,というのが私の考え方です。他にいくらでも食べる物はありますしね。

ハチミツについては,ハチミツそのものをあげることはないですし,お菓子を買う時にも原材料にハチミツが含まれているものは念のため避けています,もっとも外で食べるケーキやアイスなどに含まれている可能性は大いにありますが,自分で避けられる範囲では避けるようにしています。

寿司や刺身についても,あえてそれを食べなければならないという必要性はないですから,10歳前後になって本人が興味を示したら食べさせてもよいかな,とは思っています。今のところは興味がないようです。

以上を読んで「神経質過ぎる」とか「過保護過ぎる」と思った方もいるかもしれませんが,可能な限りリスクを低減させたいと思うのには理由があります。すなわち,本人が体調不良だとしてもそれを上手く伝えることができないからです。

ひざを擦りむいた,湿疹が出た,咳や熱が出た,といったように外から判断できる場合は問題ありません(但し,咳や熱については単なる風邪ではない可能性も大いにありますが,本題から逸れるのでここではこれ以上書きません)。

しかしながら,腹痛や頭痛,あるいは倦怠感などのように外からはどこが痛いのか,不調なのかが分かり難い,または分からないケースは非常に困ります。言葉でどこが痛いか,どこが不調かを伝えることができない可能性が高いので,どうしても対応が遅れてしまうのです。

そうした事情を考えれば,ハチミツや寿司・刺身を与えないことは取るに足らないことだと思っています。もちろん,今後,言葉で上手に伝えられるようになれば柔軟に対応していくつもりではいます。皆さんは如何でしょうか。

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